男好き肉食アラサーOLの活動記録

男好き肉食アラサーOLの活動記録

普段は大手企業のOL。実は脳内は常に男の事でいっぱい!22kgのダイエット、豊胸手術、不倫、セフレ、婚活などモテたくて日々奮闘している日常や過去を赤裸々に記録。

ペアーズ33人目~特殊な公務員~④

 

otokosuki-around30.hatenablog.com

 

1回目会ってからというもの、相手からの付き合いたいアピールもあったり、頻繁に電話もしていて、花火大会に行くことも決まり、そのあとは飲みに行ってお泊りもする予定♪
これは付き合うだろうな。なかなかスペックもいいし!
 
 
花火前の待ち合わせの話でムカッときたけど予定通り花火大会に向かった。
 
 
 
当日私のわがままでトイレに散々振り回して機嫌を悪くさせたり、まるで私が話し過ぎと注意されているかのような言い回しをされたりと不穏な雰囲気を感じてはいた。
 
 
そんで、花火大会の1時間前に一応土手には着いたけど、花火前に相手の希望で観光スポット寄った関係上、まだ打ち上げ場所までは遠かった。
わざわざ花火会場の界隈まで来たのなら、土手沿い歩きながら会場近くまで寄ろうと提案。
観光スポットに行かなければ本来は最寄りの駅で降りてたんだし。


ちょこちょこ場所取りしてる人たちが見えて、「この辺でも見えそうやな?ここでええんちゃう?」と言われて座ったけど、コンクリが痛くてやめた。
引き続き花火の打ち上げ場所まで歩くことにした。歩いてる最中もトイレを探してたけどなくて、やっとあったのはポツンと置いてある仮設トイレ。
薄暗いやつ。


水回りが汚いのが嫌で、そのトイレ行けと言われたけど嫌すぎて断った。絶対に汚いじゃん、、、。
でも、多分相手がそれで機嫌損ねたかも。私もわがままだし、この状況でトイレがなかなかないから行っとけば楽なんだろうけど、、、。



どのみち10分くらい歩いたらスタバがあったから、どうせ会場行く途中通るし、そこを目指そうと言った!
相手も普段ジムとか行ってるくせに、「さっきんとこ穴場そうだったし、あそこでええやん」と歩くのを面倒がられて、明らかに遠いから近くまで行こうと説得。



スタバが近づいてるはずなのに、そこに向かう道が全部バリケードと警備員。
なんで?


「有料席エリアになりますので一般の方は入れません。」


トイレ……。



「駅とかさっきの仮設トイレ行っといたらよかったやん」とまた言われた。そもそも会う前に家で行っとけとまで言われた。家でも行ったけど、会う頃には溜まってしまって、駅で待たせてでも行っておけばよかった。。。



警備員に案内されたトイレがあって、会場から少し逸れたルートで、またそこまで歩かされるけど、「待っとくからいってくれば?」と言われたが、はぐれると思い一緒に行ってもらった。
歩くの付き合わせてるし申し訳なさはすごくあって謝って、怒ってるか聞いたら「あぁ、、まぁええねんけど。駅で行っとくべきやったよな」と。
 
絶対怒ってる・・・。


もうトイレで振り回しすぎて、呆れて見えるし、嫌われるだろうな…と不安になった。
無事トイレには行けて、私は満面の笑みを見せて、清々しく会場付近まで歩くこと続行。



なかなか人混みの流れに乗れず、やっとこさ有料席エリアを抜け出し近くまでつき、土手の斜面沿いにやっと座った。

 
あと20分くらいと言う時に、雨がポツポツと。
雨予報は全くなく、お互い傘はない。



高架下に行くと、そこは警察と消防の待機場でもあり、わんさかいて立ち止まるなと言われる。
ここに立たせてくれれば雨宿りもできてすぐ目の前に見えるのにってところ。


しかも、急に気温が下がって、寒暖差の激しすぎた日なのに相手はTシャツ一枚。
天気予報を見てた私は気温に合わせてライダースを着たが、それでも肌寒かった。
「いつも上司に言われんねんな、ちゃんと気温見てから服着てこいって」
ほんと、羽織ものいるレベルなのに寒い寒いと始まる前から困る発言、、、。
 
そこで雨も降り、余計に肌寒く感じていた。



周りの真似して警備員無視して高架下に立ってたら花火が始まった。
小雨ではあったけど見るには支障がなく、念願の目の前で大きな花火が見れた。

「どのくらい見んの?」と横から言われてた。
ブツブツ寒い寒いとも言ってた。
せっかく見に来てるのに。


開始10分くらいして。

「俺帰るわー」




え?!?!((( ;゚Д゚)))
頭真っ白。
コロナ後初の花火は全然序盤。
むしろこれからドンドン盛り上がる。
帰るって一人で帰るのか、このまま一緒に帰って飲みに行くってなるのか、パニック。


「今日飲まれへんわ。一人で寝たい。ごめんな。
来週の仕事、俺がいないと絶対あかん仕事で、風邪引いたとかで休まれへんから今日帰って休みたい。
そのまま見ててええよ」


え!?
服装の管理もできてない上に、寒いって勝手に帰ろうとするし、一人で見ろと?!?!
置いてけぼり?!トイレ振り回しすぎて嫌われた???
このまま一緒にいると思ってたのに、それすら叶わない。


頭の中の処理と気持ちが追いつかなくて、楽しみにしてた数年ぶりの念願の花火も悲しく見えてきて、胸が張り裂けそうだし、泣きそう。


こんな花火会場で一人で見てても寂しいだけだから、一緒に帰ることにした。



「見ててええよ?」と言われたが、もう相手は一人になりたかったのかもしれないかもな。



花火を背に駅に向かう。
後ろ髪引かれる思いで、どんだけ帰る勇気を振り絞って現実を受け入れたか。。。

 
つづく